スキルナビでToMo指数を使ってみるとどのような効果があるのか?
今回の内容は、ToMo指数をスキルナビに取り込んでタレントマネジメントシステムの中でどのように利用していくのかを紹介します。
前回のブログ記事でご紹介した下記の書籍でもToMo指数を査定する(survey)システムの紹介がされています。
「マッキンゼー流 最高の社風のつくり方 – 高業績を生む「組織文化」のシンプル構築術」ニール・ドシ、リンゼイ・マクレガー著(PRIMED TO PERFORMHow to Build the Highest Performing Cultures Through the Science of Total Motivation)
メールアドレスを登録するだけで査定システムを試せるのでトライしてみてはいかがでしょうか。
さて、以降ではToMo指数と弊社のタレントマネジメントシステムスキルナビが管理する指標を組み合わせてどんなことができるのか。
試してみました!
流れとしては以下のような感じです。
- ToMo指数を測るための質問集と集計仕様をシステムに設定
- 査定対象者による質問の回答
- 回答結果の集計
- 集計結果とスキルナビの持つ指標で分析
スキルナビには、スキルを診断するための診断項目(設問)を作成する機能や顧客満足度調査で利用されるNet Promoter Scoreを集計するためのアンケート集計機能などが搭載されています。
上記の機能を応用して社員のToMo指数を査定するための仕組みをちゃっちゃと設定してみました。
以下の画面は、ToMo指数を査定するための質問集と集計仕様を設定するための管理者用画面と社員がToMo指数を査定するために回答するための画面です。
ToMo指数の詳しい仕様は、紹介している書籍や査定サイトで確認してください。
ToMo指数は、高業績を導くための社風の指標に使うわけですから、上記の査定を全社員に行う必要がありますね。
実際に回答する内容はほんの数問なので全社員に実施したとしても大きなコストにはなりません。
次に収集した回答を集計します。
以下のように社員の属性を一覧できる画面にToMo指数も表示してみました。
ここまで出来ればあとは一覧表示された内容をCSV出力して分析が得意なツールに任せてしまいます(笑)
以下の画面はMicrosoft社のPower BI Desktop を使ってグラフ表示したものです。
CSVデータは、個人のToMo指数の集まりですが、BIツールで表示した画面は、社員の職位(主担当人材モデル)と人材モデル評価値でグルーピングして、ToMo指数との関連性を示した例になっています。
職位が上位の人ほどToMo指数が高いという結果になっているので組織としての面目は保てますが、将来性という点では、やや不安があると認識すべき結果ですね。
なーんていうことが見えてきたりするわけですが、
ここで示しているように、ToMo指数は、あなたの企業でも簡単に知ることが出来そうです。
ToMo指数との関係性を科学的に分析できる指標があれば、戦略的パフォーマンスと適応的パフォーマンスをバランスさせた素晴らしい社風を築くことができるような気がします。
試してみたい方は、ぜひスキルナビのトライアルで検証してください。